第6回沖縄100Kウルトラマラソン

参加した。これまでのウルトラの中で一番うまく走れた大会になった。 ただ、コロナ禍前と比べて基本的な走力は落ちていて、巡航速度が1kmあたり20~30秒遅くなっているのでベストタイムは出ない。

前半と後半の差が26分は過去最短。

前日

朝一の飛行機で沖縄へ。 そこまで早くしなくてもよいけど、強制早起きするために早い便を取った。

前日受付をして、 A&Wブルーシール→やっぱりステーキ と沖縄っぽい店を巡る。

ちゃんと早い時間に眠くなって20時前には就寝したけど、体が火照ってトイレにも起きて、途中から全然眠れなかった。ウルトラの前日なぜかいつもこうなってしまって困る。

スタートまで

3:15 に県庁前出発のバスで会場へ移動。この時間でも普通に街中を歩いている人がいる。 実際に出発したのは3:30ころで、20分くらいで会場に着いた記憶。

会場は吹きさらしの公園で、強風が寒い!

霧雨が降ってたりもしたので、屋根のあるベンチのところでフード被って待っていた。

日焼け止め塗ったりするためテントの更衣室に入って、そこは風受けなくて良かったけど居座っちゃうと他の人に迷惑だから会場をうろついて時間を潰す。

パラチノースを溶かした水を配布してたのでもらった。あとバナナも。

トイレに行ってからスタート位置へ移動し始めたけど、移動している間にまた少し行きたくなってしまった。そこから戻るのもなんなのでそのまま行った。

スタートに並んでいるとき、後ろに九州大学の学生さんと思われるグループの人がワイワイしていて楽しそうだった。

寒いのでアームカバーを付けた。

前半

日の出前で真っ暗なので、大会から貸し出してもらったハンドライトで照らしながら走って行く。 混雑と暗さとであまりペースは上がらずキロ7分くらいかかっているが、ウルトラだしまあいいでしょう。

大抵のウルトラは、スタート時は暗くても30分くらい経つと明るくなってくるのだが、この大会は2時間近く暗闇が続くのが特徴的。暗いところを走りたい人にとっては良い(そんな人がいるのかは知らない)。

エイドでトイレ行こうかと思うものの、各エイドで仮設トイレが1つしかなくて行列になっている。そこまで緊急ではなかったので我慢しつつ進む。

15km過ぎの岬のところで常設トイレがあって、小用が2つあったので少し行列してたけど並んだ。3分ほどの休止。 ここのエイド、風が強くて紙コップが道をすごい勢いで転がって行ってて大変そうだった。

このあたりの坂、距離は短いがやたら傾斜がきついところが多かった。先が見えていて走れる気にはなったので全部走った。

25kmくらいで enemoti 食べた。これまで使ったことなくてぶっつけ本番だったけど、かなり味が良く、思っていたよりかは食べやすくもあった。今後も使おう。

27kmあたりのエイドで沖縄そばが出て、食べた。やたらコシがある麺で、普段だったら良いんだろうけどマラソン中に食べるにはちょっと大変。あとパイナップルも食べた。うまい。

公共の放送みたいなので沖縄の音楽が流れてたのは30km過ぎあたりだったかな?

ところどころエイドに黒糖が置かれていて、ちょこちょこ貰ってなめながら走っていた。ちょっとずつエネルギー補給できる感じで良い。

30~40kmあたりでの足の疲労具合がいつもよりちょっと強い気がして、心拍も体感よりちょっと高めで、今回はダメな回かな〜 とこのときは思っていた。

40km前後で、歩道に通過するのをためらうくらいの勢いで草が生えててちょっと困ったところがあった。大変。

糸満市役所を横目に見つつ(なんかイベントやってて、そのためにこのマラソンのエイドとしては使えなかったっぽい?)50kmを通過し、大エイドへ。

後半

大エイドに着いたところでちょうどトイレに行きたくなって、ちょうど目の前で空いたのでタイミング良く入れた。洋式でありがたい。

エイドではもずくスープとポーク玉子おにぎりを食べた。あとコーラ。スープが熱々で食べるのにちょっと時間が掛かる。

ドロップバッグにはエネルギージェル系をいくつか入れていたが、スタート時に持っていた4つのうち2つしか食べておらず、エイドで結構補給できそうだったこともあって1つだけ回収して残りはそのまま預けた。

ここでは8分ほどの滞在だった。前回の四万十川では大エイドで15分ほど居座ってしまった反省を元に、そこそこ短縮できた。休んでも楽になるのごく一時的だけだからね。

大エイドを出てすぐくらいに50kmの部の先頭から追い抜かれた。ペースを乱されないよう気をつける。

いつも60km~70kmくらいで過呼吸っぽい症状が出始めるので警戒していたが、今回は起きなくて走り続けられる。75kmできつめの登りがあるようだったので、そこまではとの思いで走り続け。

68kmのエイドでの紅いもっちーが美味しくて印象に残っている。

このあたりでタイムを見ると残りキロ7ちょいでいければ12時間切れそうだとなって、まだ坂もあるしキロ7はきついかなーと思うものの、下りでキロ6分ちょうどくらいで走れてだいぶ稼げたこともあり、だんだん11時間台が現実的になってくる。

80kmあたりからはちょっと息が切れる症状が出かかるも、普段は200m走り・200m歩きの繰り返しみたいになるところ、2km走り・200m歩きくらいで進めていて、歩くのはエイドか登りのところだけで済んだ。

ニライカナイ橋からの景色は絶景。写真も撮ったけど写真ではよくわからない(技術を磨くと違うんだろうか?)

橋を下っているときに道の出っ張りに足を引っかけて転びそうになった。あぶない

残り10kmのあたりで、サブ12狙いかちょうどいいペースで進んでいる人たちがいたので少し後ろから微妙に付かせてもらう。残り5kmでもうキロ8でいけそうなくらいになっていったん休憩したので離れたが、引っ張ってもらえて感謝。

最後はけっこう信号で止められちゃったものの、無事12時間切ってゴールできた。

ゴール後

メダル・飲み物・記録証をもらう。

更衣室行って着替えようとしたら、替えのTシャツを忘れてきていたことが発覚…(参加賞Tシャツもホテルに置いてきてる)。朝時間ない中で準備してたからな…。仕方ないので上に着る想定の服を直接着た。

沖縄そばとバナナを食べて、寒いので自販機で温かいカフェオレを買って飲んだ。沖縄の自販機は12月でもつめたーいが多くて、この日のように寒いときはあたたかーいが売り切れまくり。

せっかくなので制限時間までゴールを見届けてからシャトルバスへ。 ホテルへ戻ろうとしたらホテルのカードキーがどこ行ったかわからない…。どこかにしまった記憶もないので、たぶん上着のポケットとかに入れてて会場のどこかで落としたんではないだろうか。ホテルのフロントに申し出たら再発行してもらえた(よくあるトラブルではあるのだろう)。

コンビニで買った夕食を食べて就寝。

翌日はとりあえずモノレールの終点であるてだこ浦西駅まで行ってみたが、そこからどうするか途方に暮れてしまった(無計画)。途中に首里城があったので徒歩で行こうとしてたら、ちょうど良く首里を通過するバス路線のバス停があったのでそこで待ってバスで首里城まで行った。

首里城(火事からの再建工事中)を観光の後、有名らしい石畳の道を歩いたりしつつモノレールの駅まで行って、那覇空港まで戻って帰宅。おつかれさまでした。